ギルティギアイグゼクス アクセントコア

賞金稼ぎとしての実績は何も残せていないまま、狙っていた賞金首は全ていなくなってしまったブリジット
このままでは生計を立てる事ができない
迷いつつも仲良くなったジェリーフィッシュ快賊団の招待を受け、遊びに向かう――
　「――ウチ、芸人になります！」

　ブリジット「わあ・・・凄い・・・」
　メイ「あ、いらっしゃーい」
　ブリジット「ビックリしました・・・凄くおっきい船なんですね！」
　メイ「へへーん。そうでしょー？」
　ブリジット「ジョニーさん・・・今日は招待してくださってありがとうございます」
　ジョニー「ん？ああ・・・ま、いいんじゃないの。トモダチだしね・・・」
　ジョニー（が、しかしこれが男とはねェ・・・もったいない）
　ブリジット「・・・？ウチの顔に何か付いてますか？」
　ジョニー「い、いや・・・何でも」
　メイ「ほら！ジョニーもゴロゴロしてないで！折角ブリジットが来たんだよ？ジェリーフィッシュ流の歓迎会！」
　ブリジット「ふえ？」
　メイ「へへっ。手加減なしだからね！」
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　ブリジット「はあ・・・ビックリしました」
　メイ「ごめんねー。アレがうちの流儀なんだ」
　ジョニー（い、いつからそんな流儀ができたんだ・・・）
　ブリジット「うーん。深いです。勉強になります」
　メイ「ところで・・・ブリジットはこれからも賞金稼ぎを続けるの？」
　ブリジット「それが・・・迷ってるんです。賞金稼ぎもいいけど芸人の道もいいな、って・・・」
　メイ「芸人？いいなあ・・・楽しそう！」
　ブリジット「そうですか？でも1人じゃ不安なんです・・・仲間がいればなあ・・・」
　メイ「仲間かァ・・・」
　ブリジット「えへへ。愚痴みたいになっちゃいました。今日はおいとましますね」
　ブリジット「やっぱり・・・仲間にするなら楽器ができる人がいいなァ。芸に音楽は付き者ですもんね。となると――」
　ブリジット「あッ！そこのお兄さん！このへんで赤い楽師のお姉さんを見ませんでしたか？」
　ソル「知るか」
　ブリジット「ムッ！何か隠してますね！」
　ソル「あン？」
　ブリジット「そういうのは良くないです！ウチが勝ったらちゃんと喋って下さいね！」
　ソル「うぜェ・・・」
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度重なる任務に失敗続き。その上、暴走していく一方の人格プログラム・・・
そんなロボカイシリーズに、新たな任務が下されようとしていた
しかし、ロボカイは知らない。それがロボカイにとっての最後のチャンスであるということを――
　「――駄目ナ奴ハ大嫌イダッ！」

　ロボカイ「オイ！駄目博士！」
　クロウ「しかし、口が悪くなる一方だねェ。人格プログラム自体には問題ないはずなんだがなァ・・・」
　ロボカイ「コレガ、新シイ任務ナンダナッ！」
　クロウ「・・・そうだよ。研究素体の捕獲にデータ収集」
　ロボカイ「ムッフッフッ・・・楽勝スギテ、がすガ漏レルワ！」
　クロウ「漏らすな漏らすな。ま、頑張って行ってきてよ」
　ロボカイ「了解！ソシテ発進ッッ！」
　クロウ「いってらっしゃい」
　クロウ「ああ、どうも・・・ええ。次回シリーズは既に検討中ですよ・・・今の？ま、今回の任務が果たせないようであれば・・・廃棄でしょうねェ。シリーズごと」
　ロボカイ「ムム」
　紗夢「ん？」
　ロボカイ「ぴこーん、トキタ。ソノぼでぃ・・・非常ニばっちりスギル！」
　紗夢「何だ、お前カ。お前、ロボットだからお客にならないネ」
　ロボカイ「馬鹿ニスルデナイ。食物ヲえねるぎー変エル機能クライ、実装済ミデアル！」
　紗夢「へー。それよりお前、うちの店で働かないカ？ロボットだから給料いらないネ」
　ロボカイ「ナンタル理不尽！ッテイウカ任務中ダッタ！貴様ヲ連行スルノダ！」
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　紗夢「ウ・・・ン・・・」
　ロボカイ「ウーン。ソレニシテモばっちりナ体・・・」
　クロウ「君、鑑賞の前に捕獲しなさいよ。連れて帰ってきたらいくらでも鑑賞すればいいだろ？」
　ロボカイ「チッ！駄目博士！コッソリ覗クトハ破廉恥ナ！」
　クロウ「そりゃ覗くよ。仕事だからねェ」
　ロボカイ「仕事ニカコツケテ盗撮動画鑑賞カ！呆レルホドノ駄目人間！」
　紗夢「痛たた・・・付き合ってられないアル・・・」
　クロウ「あ・・・」
　ロボカイ「ダイタイ貴様ハヤルコトナスコト駄目スギルッ！」
　クロウ「おい・・・」
　ロボカイ「ソンナンダカラ所帯モ持テズニ引キコモッテ研究バカリ――」
　クロウ「逃げちゃったよ。彼女」
　ロボカイ「ナヌ！？」
　ロボカイ「逃ゲ足ノ早イ女ダッタ・・・」
　メイ「あッ！ポンコツロボット！」
　ロボカイ「ムッ！コイツハ・・・間違イナイ。戦闘でーたヲ収集中ダ。協力シロ」
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フラスコとよばれる実験施設で生まれ育ったアバ
彼女は偶然発見した魔斧にパラケルスと名付け、自らの夫とした
そして彼女は、旅立つ。愛する夫に肉体を与えるために――
　「――それが、愛の証」

　ザッパ「ヒッ！？血まみれッ！？」
　アバ「君・・・後ろに連れている女は人間、なのか？」
　ザッパ「ウシロ？後ろに人なんて連れてません」
　アバ「手招きをしている」
　ザッパ「いや・・・そんなものはいません。気のせいです。断固気のせい！」
　アバ「な、なぜ微笑むッ！仲間扱いか！？」
　ザッパ「いませんから！何もいませんから！ア、ア・・・ッ。今アナタノ後ロニイルノォッ！」
　アバ「・・・いるのか、やっぱり」
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　アバ「その、ファウストという医者が凄い人なのか？」
　ザッパ「はい・・・僕の妙な怪我もそれで治るんじゃないか――と、も、オモッ！ヒイイイッ！」
　アバ「逃げた・・・ファウスト、か」
　アバ「・・・アレか？医者には見えないが・・・」
　ファウスト「おや、どうしました？」
　アバ「聞きたいことがあって・・・」
　ファウスト「血だらけじゃありませんか！いけません！治療しないと・・・」
　アバ「いや、これは・・・」
　ファウスト「さ、そこに横になって！」
　アバ「あの・・・そうじゃ・・・」
　ファウスト「ああ、もう！一刻を争います！荒っぽいですがご勘弁を！」
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ギアの情報を得るために聖騎士団に入団したソル
しかしままならない現実に、苛立ちを覚えていた――
　「――やってらんねェ」

　スレイヤー「おや・・・君か。また珍妙な格好をしているな」
　織田ソル「うるせェ」
　スレイヤー「ふふ・・・目的のためか？だが君にはいささか堅苦しい場だろう、そこは」
　織田ソル「・・・チッ」
　スレイヤー「どれ・・・そんな姿の君を見る機会もそう多くはなかろう。ひとつ、手合わせといこうか」
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　アクセル「ダーンナ」
　織田ソル「・・・」
　アクセル「何ソレ？めかしこんじゃって」
　織田ソル「・・・お前もか」
　アクセル「なんか似合わないっつーか・・・着せられてるっつーか・・・」
　織田ソル「・・・ウゼェ」
　アクセル「ま、いっか。俺、暇なんだよね。ちょっと付き合ってくれない？」
　織田ソル「やれやれ・・・」
　　　↓

　クリフ「おお、戻ったか。ソル」
　織田ソル「急に呼び出しやがって・・・何の用だ？」
　クリフ「いや、なに・・・最近、お前さんと手合わせをしとらんと思ってな。少し試合形式でやってみるか」
　織田ソル「ハンデ付ける気かよ・・・」
　クリフ「当たり前じゃ。試合じゃぞ？怪我させられちゃかなわん。さ、やるかの！」
　　　↓

聖騎士団長であるクリフ
ギアとの決着をつけるために戦い続ける中で、戦況は膠着状態にある
クリフは若き力の必要性を感じていた――
　「――まだまだ若い者には負けんがのう！」

　クリフ「おお、戻ったか。ソル」
　織田ソル「急に呼び出しやがって・・・何の用だ？」
　クリフ「いや、なに・・・最近、お前さんと手合わせをしとらんと思ってな。少し試合形式でやってみるか」
　　　↓

　織田ソル「満足か？」
　クリフ「うむ・・・お前の力も加われば――この戦いを終結させることができるやもしれんな・・・」
　クリフ「時間を取らせてすまなんだ。もう休んでくれ。明日も激しい戦いになる・・・」
　クリフ（ああは言ったものの・・・本当に勝てるのか・・・人は」
　カイ「団長・・・起きておいでだったのですか」
　クリフ「おお、カイか。どうした？」
　カイ「眠れないもので・・・少し身体を動かそうかと・・・」
　クリフ「ほっほっ。そういうことならわしも付き合おう」
　カイ「それは・・・光栄です。では・・・」
　クリフ「うむ。かかって来るがいい！」
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　カイ「ありがとうございました。相変わらず見事な剣捌き」
　クリフ「おだてても何も出ぬぞ」
　カイ「いえ・・・私は失礼します」
　クリフ「ふむ・・・礼節をわきまえ、腕も立つ。そろそろあ奴に騎士団を託す時かのう・・・」
　クリフ「さて・・・わしも休むとするか」
　アクセル「ぐえェッ！」
　クリフ「うおおッ！」
　アクセル「痛ッて・・・どこだ、ここ・・・」
　クリフ「なんじゃ・・・いきなり上から・・・貴様か！」
　アクセル「んあ！？クリフの旦那！？」
　クリフ「気安く名を呼ぶな！お前など知らん！」
　アクセル（なんか、デジャヴュ・・・）
　クリフ「性根を叩き直してくれる！」
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