メイ「バーカ！ジョニーに言い付けてやる！」
ロボカイ「フン！ウットウシイがきんちょメ！」
クロウ「罵詈雑言はいいけど任務は忘れないでくれよ、君」
ロボカイ「駄目博士！イチイチ監視スルナ！ぷらいばしーノ侵害！こんぷらいあんす！」
クロウ「はいはい、すみませんでした。任務をお続け下さいませ」
ロボカイ「分カレバイイノダ！次ハ・・・ホホウ！」
ロボカイ「せんさーニ反応！」
梅喧「ああン・・・？」
ロボカイ「ウーン・・・ぼーだーらいんチョイ上ダガ運ガイイゾ、貴様。ワシノ嫁ニナッテクダサイ」
梅喧「イカレてンのか・・・ポンコツが！終戦管理局だが何だか知らねェが・・・影でチョロ チョロと・・・小賢しいンだよッ！」
ロボカイ「口ガ悪イ。ダガソノ胸ハバッチリスギル」
梅喧「やまかしいッ！」
クロウ「任務任務。忘れるな。胸はいいから、胸は」
ロボカイ「ヤカマシイッ！」
梅喧「・・・あァ？」
↓
梅喧「チッ！付き合ってるだけ無駄だ。胸クソ悪ィ・・・」
ロボカイ「嫁ガ・・・ガッ！ギゲヴ・・・」
クロウ「・・・おい、どうした？」
ロボカイ「問題ナイ。ニニ任務ヲ続行スススル・・・」
クロウ「・・・故障かねェ？おい、ちょっと支部まで戻りたまえ」
ロボカイ「ギ、ギ・・・」
分岐① →「拒否」 →「服従」
ロボカイ「ウルセエェッ！指図スルナッ！駄目博士ノクセニ！任務クライ屁デモナイワッ！」
クロウ「あー、そう？心配してるんだよ？これでも。ま、好きにしたら？」
ロボカイ「次ハ・・・捕獲任務ダナ」
ザッパ「・・・ハッ！美女がいない！猛烈に好みだったのに！そして体中が痛い・・・」
ロボカイ「オイ貴様」
ザッパ「え？あ、はい、なんでしょう」
ロボカイ「貴様ノ霊媒体質トヤラニウチノ馬鹿博士が興味津津ダ。チョット来イ」
ザッパ「いや、あの・・・来いって言われても・・・」
ロボカイ「サッサトシヤガレ！コノ駄目人間ガァッ！」
ザッパ「そんなに腕引っ張らないで。痛いから。痛いから！痛い痛い――憑き殺すぞォォッ！」
ロボカイ「・・・ン？」
↓（特殊演出）
ザッパ「シャアアアアッ！」
クロウ「あーあ、逃げられた。だから支部に戻れって言ったじゃんか。情報伝達係数にノイズが出ているよ？さっさと戻って――」
ロボカイ「ウルサイ！駄目博士！横カラくちヲ挟ムカラコウイウコトニナルンダッ！」
クロウ「・・・こりゃ、結果はどうあれ処分したほうがいいか・・・」
ロボカイ「ン？何カ言ッタカ？」
クロウ「いや、なんでも」
カイ「・・・誰だ」
ロボカイ「ムッ！駄目おりじなる！」
カイ「・・・こんなところで何をしてる？」
ロボカイ「駄目おりじなるノ分際デ！ソノ上カラ目線ガ気ニ食ワネエェッ！」
クロウ「・・・おい」
ロボカイ「・・・ン？」
クロウ「彼のデータはもういらんよ。君を作る時に調べたからねェ。極力戦闘を回避した方が――」
ロボカイ「ソンナコト知ルカ！コレハワシノあいでんてぃてぃーニ関ワル問題ナノダ！おりじなるヨリモワシノ方ガ優レテイルトイウ事ヲ証明シテヤラネバ！カカッテキヤガレッ！」
↓（特殊演出）
カイ「くっ・・・！」
ロボカイ「ふははははは！見タカ！コレコソガ実力！デハとどめヲ――オヤ？足ガ反対ニ・・・ナンダ？」
クロウ「あーあー。だから言わんこっちゃない。回路がヒートしてるねェ。戦闘回避しろって言ったのに。無茶するからそうなるんだ。ちょっとクールダウンすれば歩けるようにはなるだろう。支部に戻ってくるんだ。部品を新しいのに――」
分岐② →「断固拒否」 →「渋々服従」
ロボカイ「ヤッカマシャー！おりじなるヲ倒セテワシハ気分ガイイノダ！任務ヲ続行スル！」
クロウ「・・・逃げちゃったけどね。そのオリジナルは」
ロボカイ「・・・ソウイウコトモアル」
ロボカイ「フフン。次ハ楽勝ダナ」
クロウ「油断するなよ、君。データでは奴は人間としては最強の戦闘力で――」
ロボカイ「ワシハ人間デハナイッ！故ニ、ソンナでーたハ無意味！」
クロウ「たまにいいこと言うねェ、君。確かにそうだなァ」
チップ「・・・何だ、こいつ。独り言かよ・・・」
ロボカイ「フハハ！でーた収集開始ッ！」
↓
ロボカイ「次ハ・・・ケッ！暑苦シイまっちょダナ、オイ！」
ポチョムキン「ムッ・・・！終戦管理局！」
ロボカイ「フフフ・・・貴様ノ戦闘でーたヲ再検証サセテモラウ！」
ポチョムキン「ツェップに仇なす木偶人形め！叩き潰す！」
クロウ（なーんでウチのロボットにはこういう感じの忠義が生まれないかねェ・・・）
↓
ロボカイ「でーた収集完了！チンケナ任務デアッタ！」
クロウ「捕獲は全部失敗してるけどねェ」
ロボカイ「木ヲ見テ森ヲ見ズ！結果的ニハ概ネ成功ダッ！茶々入レルナッ！」
クロウ「・・・はいはい。お疲れさん。じゃ、帰還してくれる」
ロボカイ「ウム、苦シウナイ」
クロウ（・・・これが潮時、かねェ）
ロボカイ「帰ッタゾ、コラァ！」
クロウ「お疲れ様」
ロボカイ「茶菓子モ用意セヌトハ・・・気ノ利カネェ博士ダナ、オイ！」
クロウ「それは悪かったねェ・・・でもこういう用意はあるんだよ」
ロボカイ「ム？」
ジャスティスコピー「ターゲット確認。モード変換。殲滅開始」
ロボカイ「ドッ！？ドウイウツモリダ！駄目博士！」
クロウ「ま・・・アレだよ。何て言うの？いわゆる・・・戦力外通告、ってヤツ？本日をもってKシリーズは全個体を破棄する。任務お疲れ様」
ロボカイ「テメエエエェッ！」
↓（特殊演出）
ジャスティスコピー「ガ・・・ガ・・・」
ロボカイ「ケッ！ポンコツガッ！コノワシヲ甘ク見ヤガッテ！駄目博士！コラァ！出テ来イッ！」
ジャスティスコピー「・・・緊急事態発生。自爆プログラム、作動。カウント開始」
ロボカイ「ヌッ！？」
ジャスティスコピー「５・・・４・・・」
ロボカイ「駄目博士メッ！謀リヤガッタナッ！」
ジャスティスコピー「３・・・２・・・」
ロボカイ「逃ゲナケレバ・・・ッ！」
ジャスティスコピー「１・・・０・・・！」
ロボカイ「駄目ェッ！」
クロウ「・・・はい。順調ですよ。Kシリーズの破棄も終えました。いえいえ。次のシリーズはもっと忠実なはずです。何せオリジナルからして実に国家に忠実な人物でして」
クロウ「・・・コード名ですか？一応、Pシリーズと僕は呼んでますがねェ。ま、もう少し名前らしい名前を付けるとすれば――」
クロウ「ロボムキン、ってとこですか。いい名前でしょう？これはいい兵隊になりますよ。例の計画に向けて、ねェ・・・フフフフフ・・・」
-ED1-
分岐①
ロボカイ「ム、ギ・・・シシシ、従ッテヤロウ・・・感謝シロロロ、駄目博士」
クロウ「なぜ威張る・・・」
クロウ「君ねェ・・・明らかにスペックを超えた戦いをし過ぎなんだよなァ。だからすぐにガタが来る」
ロボカイ「ヤカマシイ！サッサトヤラネェカ！」
クロウ「はいはい・・・」
ロボカイ「ムッ！テメェハ・・・！」
クロウ「あちゃー・・・こりゃマズイねェ・・・」
ソル「・・・潰しに来た」
クロウ「だよねェ！そうだろうと思ってた。じゃ、ロボ、任せるから」
ロボカイ「何ィッ！？マダめんてなんすガ終ワッテネェダロウガァッ！」
クロウ「そうなんだ、実は。脚部のほうがちょっと。ま、でもいいじゃん？飛べないくらいだと思うよ。たぶん、メイビーだけど」
ロボカイ「駄目スギルッ！」
↓（特殊演出。声のみ）
ロボカイ「チッ！逃ゲヤガッタ！」
クロウ「いやいやいや。上出来だよ、君。やるねェ。ちょっと見直した。戦闘力が上がってるのかな？データ取り直してみる？」
ロボカイ「サッサトめんてなんすヲ終ワラセロ！コノ駄目人間ッ！ワシハ任務ニ戻ルッ！」
クロウ「そういうとこだけやたら義理堅いのが謎なんだよねェ、君の場合」
ロボカイ「・・・ン？」
エディ「ウウウ・・・」
ロボカイ「コイツノでーたハ何ノ役ニモ立タン！」
クロウ「流体ボディーは作れないからねェ・・・」
エディ「オアアアアアッ！」
ロボカイ「駄目ナ奴ガッ！修正シテヤルッ！」
↓
ロボカイ「次ハ嫁候補カ・・・」
クロウ「違うけどね。まあ、女性だねェ」
ロボカイ「ソコノ女！」
ミリア「・・・？」
ロボカイ「イキナリデスマン。嫁ニ来イ」
ミリア「また終戦管理局？懲りないのね・・・」
クロウ「データデータ！お願いだからデータ先にして！嫁は後！」
ロボカイ「ウルセェ博士ダナ・・・でーた収集ヲ開始スルッ！」
↓
ロボカイ「次モ・・・」
クロウ「嫁候補じゃないから」
ロボカイ「イチイチ突ッ込ムナ！プチ殺スゾッ！」
クロウ「やれやれ。やっぱ破棄かな・・・」
ロボカイ「ナニ？」
クロウ「いや・・・なんでも」
ディズィー「・・・？どこかで、お会いしました？」
ロボカイ「ウム。チョット来テモラオウカ」
ディズィー「はい？」
ロボカイ「オ前ハ・・・ワシノ嫁ニナルンダヨォッ！」
ディズィー「あの・・・ごめんなさい！みんなが待ってるから・・・！買い物の途中なんです」
ロボカイ「駄目ェッ！」
↓（特殊演出）
クロウ「おかえり」
ロボカイ「フフフ・・・紹介シテヤロウ！コレガワシノ嫁！ダッ！」
クロウ「はいはい。じゃ、あっち見てくれる？」
ロボカイ「ム？ナンダ？披露宴ノ準備デモ――ナンダコレハ？」
クロウ「君は本日付けで破棄される。上からの命令でねェ。いや、僕も辛いんだ。でもしょうがないよねェ。ほら、僕なんか下っ端だから」
ロボカイ「グガアアッ！」
クロウ「いやあ、辛いねェ。産みの親としてはこういう光景は――」
ロボカイ「動クンジャネェッ！」
クロウ「ちょ・・・何を・・・？」
ロボカイ「ワシニ何カシタラコイツヲプチ殺スッ！」
クロウ「おい！撃つなよ！撃つなよ！死ぬから！」
ロボカイ「コッチニ来ヤガレ！ワシノ嫁モ連レテダッ！何カラ何マデ駄目博士ガッ！」
ロボカイ「遅ェゾ！駄目博士ガッ！」
クロウ「そんなこと言われても・・・日頃、運動不足だったもんで」
ロボカイ「サッサトシネェト追手ガクルダロウガッ！」
クロウ「徒歩で逃げるのは無理だと思うんだけどねェ・・・君も何か言ってやってくれよ」
ディズィー「・・・すみません。私、いつ帰れるんでしょう？」
クロウ「さあねェ・・・アイツが飽きたらじゃない？」
ディズィー「はあ・・・みんな夕飯食べてるかな・・・」
ロボカイ「オラオラ！先ハ長インダヨォッ！人生楽アリャ苦モアルンダヨォッ！キビキビ歩ケッ！」
クロウ「・・・はァ」
-ED2-
分岐②
ロボカイ「仕方ナイ・・・戻ルゾ！玄関デ三ツ指ツイテオ迎エシヤガレ！」
クロウ「いつも不思議なんだが――君のそういう知識はどこから仕入れてくるんだ？」
ロボカイ「知ラン。ぱっト思イ付イタカラ言ッタ」
クロウ「・・・まあいいか。さっさと戻っておいで。新しい部品を用意しておこう」
クロウ「君さ、精密機械って自覚ある？困るんだよねェ、無茶ばっかり。直すのは僕だからさァ・・・」
ロボカイ「ウルセェ！サッサトヤラネェカ！」
クロウ「どうもこう、上下関係が・・・」
ジョニー「おや、お取り込み中だったかな」
クロウ「・・・残念ながら、そうだねェ」
ジョニー「お前は・・・！」
ロボカイ「知リ合イカ？でーたニハナイゾ」
クロウ「知らんよ、勘違いだろう」
ジョニー「死んだと思ってたら・・・ちゃっかり生きてたとはな」
クロウ「あー、知らないって。初対面だろ？ね？困るんだよ、そういう勘違い。ってわけだから、頼むよ、ロボ」
ロボカイ「何ィッ！？マダめんてなんすガ終ワッテネェダロウガァッ！」
クロウ「そうなんだ、実は。装甲のあたりが、まだ。ま、でもいいじゃん？ちょっと脆くなってるだけよ。いけるんじゃない？たぶん」
ロボカイ「・・・駄目スギルッ！」
ジョニー「いろいろ話を聞かせてもらおうか！」
↓（特殊演出）
ロボカイ「フハハハ！恐レヲナシテ逃ゲヤガッタ！」
クロウ「やるねェ・・・まさかハンデありでそこまでやるとはねェ。ちょっとデータ取り直す？再考の余地があるかも・・・」
ロボカイ「ヤマカシイ！サッサトめんてなんすヲ終ワラセヤガレッ！任務ニ戻レンダロウガッ！」
クロウ「そういうとこだけ生真面目なんだよなァ、君は」
以下エディ戦と同じ
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