ミリア(無駄に疲れたわ・・・)
ファウスト「お待ちなさい!」
ミリア「今度は何・・・?」
ファウスト「その髪の力・・・それ以上使ってはいけません!影に支配された男のようにあなたも・・・」
ミリア「だったらどうしろって言うの?私がおとなしく殺されれば満足?」
ファウスト「いえ・・・しかし、禁呪にも対抗する手立てはあるはずです」
ミリア「だったらいいけどね・・・」
ファウスト「ほんの少しでいい。私に時間を下さい。調べてみたいのです・・・」
分岐① →「少しなら・・・」 →「残念だけど・・・」
ミリア「少しなら・・・あなたに時間を預けてもいいわ」
ファウスト「ありがとうございます。必ず・・・見付けてみせます」
ミリア(期待はしてないけど、ね・・・)
↓
ミリア「・・・何か、分かった?」
ファウスト「分析中ですが・・・厳しい結果になりそうです」
ミリア「そう・・・」
ファウスト「ム?」
ロボカイ「袋ヲ被ッタ変態駄目闇医者!ソコニイルコトハ分カッテイル!タダチニ出テキヤガレ!」
ファウスト「・・・終戦管理局ですか」
ロボカイ「投降シテコナイ場合・・・突入トカ面倒ダカラ爆破スル」
ファウスト「やれやれ・・・今は手を離せないというのに。困った人たちだ」
ミリア「ゆっくりさせては貰えないのね」
ファウスト「どこへ・・・」
ミリア「あなたは今、動けないんでしょ?だったら・・・私が行くしかないじゃない」
↓
ファウスト「すみません・・・私のせいで余計に力を使わせてしまった」
ミリア「・・・気にしないで」
ファウスト「分析の結果は出ました。しかし今すぐに対抗策が講じられるものではありません」
ミリア「期待はしてなかったわ。でも・・・ありがとう」
ファウスト「近いうちに必ず対抗策を発見してみせます。ですからどうかそれまでの間極力、力を使うことを抑えて・・・」
ミリア「それができればいいんだけど。そうも言ってられないのよ」
ミリア(時間がない、か・・・)
ジョニー「・・・おや、これは美しいレディ」
ミリア「つくづく邪魔が入るわね・・・」
ジョニー「邪魔?何の話かな?」
ミリア「分からないのならいいわ」
ジョニー「ま、そんなことより・・・そろそろ色好い返事を聞かせて欲しいもんだね」
ミリア「何の話?」
ジョニー「我がジェリーフィッシュ快賊団への入団の話、さ」
ミリア「そんな話、したことがあった?記憶にないけど・・・」
ジョニー「そいつは非道いな・・・」
ミリア「そう?ごめんなさい。これでその話は終わりにして」
ジョニー「いや・・・あんたは日の当たる場所にいるべきなんだ」
ミリア「終わりにして。そう言ったわ。理解できないなら・・・力でまかり通るだけよ」
ジョニー「・・・よすんだ!」
↓
ミリア「もう少し、かな・・・」
アバ「ちょっと・・・」
ミリア「!! 驚いた・・・急に話しかけてくるから」
アバ「はあ・・・」
ミリア「あら?あなた怪我してるの?」
アバ「そういうわけではなく・・・」
ミリア「気を付けてね。この一帯はもうアサシン組織の領地よ」
パラケルス「アサシン!?」
ミリア「何・・・?鍵?いや、剣・・・?」
アバ「あなた、落ち着いて。アサシンなんて。いません。出ません」
パラケルス「嗚呼、滴る血の芳香!闇に光る刃!女!私をそこに案内しろ!」
アバ「そんな・・・私というものがありながら・・・」
アバ「この・・・泥棒猫!パラケルスは渡さないッ!」
ミリア「やっぱり、そうなるのね・・・そんな気はしてたけど」
↓
ヴェノム「来たか・・・」
ミリア「待ち構えてた、ってことかしら?」
ヴェノム「こちらに向かっているという報告は受けていた。だがあえて・・・これ以上の追手は出さずにおいたよ。やはり我々自身の手で決着をつけるべきと思ってね」
ミリア「それがあなたの美学?私には理解はできないけど」
ヴェノム「では何故まっすぐにこの場所に来た?」
ミリア「あなたを殺せば組織は自然と瓦解する。そう思っただけよ」
ヴェノム「どうかな?もはやアサシン組織は完全に復活を遂げた。私がいなくなれば・・・再び別の長が現れるだろう。そして組織は永遠に続く・・・」
ヴェノム「それこそが私の願いであり、希望であり、生命そのものだ」
ミリア「そうやって・・・いつまでも組織にしがみついているつもり?」
ヴェノム「この組織だけが・・・証明なのだ」
ミリア「ザトーの・・・?」
ヴェノム「もはや多くは語らん・・・行くぞ!」
↓(特殊演出) 分岐② タイムアップ勝利でED分岐 通常勝利
ヴェノム「なぜ止めを刺さない」
ミリア「して欲しいの?」
ミリア「これ以上、私に関わらないで。それを約束するなら・・・命までは取らない」
ヴェノム「・・・甘いな」
ミリア「そうかもね」
ヴェノム「お前は、あの方に似てきた」
ミリア「・・・よして、そんな話。じゃあね・・・」
エディ「ウウ・・・」
ミリア「今度はあなた?まだ私に用があるの?」
エディ「体、ガ・・・」
ミリア「もうあきらめたら?そんなボロボロになって・・・」
エディ「私ハ・・・ナゼ・・・生マレテキタ・・・滅ビユクノガ定メナラバ・・・コノ命ニ何ノ意味がアル・・・?」
ミリア「さあ?私は学者でも宗教家でもない。他の人に聞くのね」
エディ「貴様デナクテハ駄目ダ・・・アノ男ノ記憶ガ・・・ソウ告ゲテイル・・・」
ミリア「ザトー・・・」
エディ「ウオァアア!」
↓(特殊演出)
エディ「オオ、ア、ア・・・死ヌノカ・・・私ハ・・・」
ミリア「そうみたいね・・・どうやら」
エディ「フフ・・・ハハハハ!」
ミリア「・・・?」
エディ「今、分カッタ・・・ソウイウコトカ・・・」
ミリア「そういうこと?」
エディ「生キルトハ・・・肉体ノコトデハナイ・・・私ノ存在・・・私ノ証明・・・ソレラ全テガ・・・生命・・・」
ミリア「あなた・・・」
エディ「憶エテイテクレ・・・私ノコトヲ・・・私ノ存在ヲ・・・!ソノ記憶ノ中ニ・・・私ハ、生キ続ケル・・・」
ミリア「それはザトーの意思?それともあなたの・・・?」
エディ「分カラナイ・・・私ニハ・・・シカシ・・・悪クナイ、気分ダ・・・」
ミリア「・・・命、か。そうね・・・いいわ。覚えておいてあげる。あなたのこと、ザトーのこと・・・それで・・・あなたたちが満足なら・・・」
ロボカイ「標的発見。コレヨリ捕獲スル!」
ミリア「!! 悪いけど・・・今捕まるわけにはいかないの。私1人の命じゃない・・・私の記憶の中・・・今まで殺めた人・・・みんなのために・・・!」
ロボカイ「!! 逃ゲヤガッタ!がっでむ!」
ミリア(生きる・・・少しでも、長く・・・!)
-ED1-
分岐①
ミリア「残念だけど・・・私にはその少しの時間も惜しいくらいなの」
ファウスト「止むを得ません。それであなたが助かるなら強引にでも・・・!」
ミリア「勝手ね・・・男って」
↓
ミリア(力を使い過ぎた・・・)
イノ「ごきげんよう」
ミリア「あなたは・・・」
イノ「少し力を貸して欲しいんだけど?」
ミリア「あなたの頼みを聞くと思う?」
イノ「あら・・・つれないのね。でも、いいわ。無理矢理っていうのも嫌いじゃないの!」
↓(特殊演出)
ミリア(何・・・この感じ・・・そんなに・・・時間がないの?)
アクセル「おっ・・・と!こんなところで会うとはね。運命の赤い糸、ってやつ?」
アクセル「どう?今からお食事でも・・・」
ミリア「私を・・・そんな目で・・・見るな!」
アクセル「ん?」
アクセル「どわッ!?」
ミリア「くっ・・・逃げて・・・!」
アクセル「え?あ?何?」
ミリア「駄目・・・抑え切れない・・・!」
↓
ミリア(少し休まないと・・・)
ザッパ「あの・・・大丈夫ですか?」
ミリア「放っておいて」
ザッパ「でも、顔色が・・・悪いですよ?医者を呼んできましょうか?」
ミリア「大丈夫・・・少し休めば・・・」
ザッパ「・・・恨めしィィイッ!」
ミリア「!!」
↓
ミリア「もう少し、かな・・・」
アバ「ちょっと・・・」
ミリア「!! 驚いた・・・急に話しかけてくるから」
アバ「はあ・・・」
ミリア「あら?あなた怪我してるの?」
アバ「そういうわけではなく・・・」
ミリア「気を付けてね。この一帯はもうアサシン組織の領地よ」
パラケルス「アサシン!?」
ミリア「何・・・?鍵?いや、剣・・・?」
アバ「あなた、落ち着いて。アサシンなんて。いません。出ません」
パラケルス「嗚呼、滴る血の芳香!闇に光る刃!女!私をそこに案内しろ!」
アバ「そんな・・・私というものがありながら・・・」
アバ「この・・・泥棒猫!パラケルスは渡さないッ!」
ミリア「やっぱり、そうなるのね・・・そんな気はしてたけど」
↓
ヴェノム「来たか・・・」
ミリア「待ち構えてた、ってことかしら?」
ヴェノム「こちらに向かっているという報告は受けていた。だがあえて・・・これ以上の追手は出さずにおいたよ。やはり我々自身の手で決着をつけるべきと思ってね」
ミリア「それがあなたの美学?私には理解はできないけど」
ヴェノム「では何故まっすぐにこの場所に来た?」
ミリア「あなたを殺せば組織は自然と瓦解する。そう思っただけよ」
ヴェノム「どうかな?もはやアサシン組織は完全に復活を遂げた。私がいなくなれば・・・再び別の長が現れるだろう。そして組織は永遠に続く・・・」
ヴェノム「それこそが私の願いであり、希望であり、生命そのものだ」
ミリア「そうやって・・・いつまでも組織にしがみついているつもり?」
ヴェノム「この組織だけが・・・証明なのだ」
ミリア「ザトーの・・・?」
ヴェノム「もはや多くは語らん・・・行くぞ!」
↓(特殊演出) 分岐② タイムアップ勝利後
ミリア(ここまで来れば・・・)
梅喧「・・・待ちな」
ミリア「・・・何?」
梅喧「あんた、血の匂いがするな」
ミリア「だから何?放っておいて」
梅喧「人を斬ってきたのか?」
ミリア「そういうあなたも・・・殺気がみなぎってるけど?」
梅喧「へッ。お互い様、か・・・」
ミリア(誰も・・・そっとしておいてくれないのね)
梅喧「体が疼いてるんでな。ちょっと相手して貰うぜ」
↓(特殊演出)
ミリア(これ以上は・・・)
ブリジット「・・・あれ?」
ミリア「!」
ブリジット「あ!すみません!このへんで、赤い楽師のお姉さんを見ませんでしたか?」
ミリア「知らない・・・他の人をあたってくれる?」
ブリジット「そうですか・・・どこにいるんだろう・・・」
ミリア「あ・・・」
ミリアの禁獣(殺セ・・・殺セ・・・)
ミリア「いけない・・・逃げて!」
ブリジット「え?」
ミリア「クッ・・・!」
↓(特殊演出)
ミリア「・・・ハッ!これは・・・私が・・・?ごめんなさい。そんなつもりは・・・なかったのに・・・」
ミリア「あ・・・?」
ストーカー「はぁ、はぁ・・・」
ミリア「あな、た、は・・・」
ストーカー「あんたが悪いンだ・・・オレがずっと頼んでるのに・・・相手にしちゃくれない・・・」
ミリア「これで、満足・・・?」
ストーカー「なんだよ・・・なに笑ってンだよォッ・・・!」
ミリア「こういう、幕切れも・・・いいか、って思っただけ・・・」
ストーカー「あ・・・ああ?」
ミリア「ありがと・・・私のままで、死んでいける・・・」
ストーカー「ミ、ミリア・・・さん・・・?オレ・・・オレ・・・何てことを・・・」
ミリア「これで・・・いいの・・・」
ストーカー「うわあああッ!」
-ED2-
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