燃えてしまった店を借金で再建した紗夢
賞金首もいなくなってしまった今、借金返済のためには客を集めて店を繁盛させるしかない
紗夢は旅に出ることを決意する。少しでも多くの客を集めるために――
「――借金返済、商売繁盛ネ!」
紗夢「さーて・・・誰かお客はいないアルカ・・・」
紗夢「あ、そこのシャチョーさん」
スレイヤー「私のこと、かね・・・?」
紗夢「そう。今度うちの店、新装開店した。ゼヒ来て欲しいネ」
スレイヤー「それはおめでとう。しかし・・・私は食事を必要としないのでね」
紗夢「嘘の下手なおっさんアル。いいから来るネ!悪いようにはしないヨ!」
スレイヤー「とんだ客引きもあったものだ。どれ・・・戯れてみるか」
↓
紗夢(結局逃げられたアル・・・)
チップ「・・・お!」
紗夢「ン?何か用アルカ?」
チップ「実は俺・・・今度大統領の選挙に出るんだけどよ」
紗夢「へー。そうか」
チップ「俺に投票してくれよ」
紗夢「・・・アタシ、今、借金返済でそれどころじゃないネ」
チップ「別に投票くらいできるだろ」
紗夢「じゃあお前・・・アタシの借金肩代わりするネ。そしたら投票してもいいヨ」
チップ「なんでそうなるんだ・・・」
分岐① →「じゃあお店に来るネ」 →「じゃあ今から勝負するネ」
紗夢「じゃあお店に来るネ。お客になってくれるなら考えてもいいヨ」
チップ「いいけどよ・・・ジャパニーズフードあるのかよ」
紗夢「ジャパニーズ?ないね。うちは中華の店ヨ。」
チップ「チッ・・・だったら行く気しねェな・・・」
紗夢「ムッ!お前、うちの店バカにするカ?そいつは黙ってられないアル!」
↓
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