ディズィーをジェリーフィッシュに預けた後、テスタメントは森を守り続けていた
人に侵される事のないように。テスタメントは考える
それこそが、忌まわしきギアである自分が世界にできるただひとつの奉公なのだと――
「――世界は私を許してくれるのだろうか?」
テスタメント「待て」
アバ「ん・・・?」
テスタメント「この森に立ち入るな」
アバ「君が・・・地主なのか・・・?」
テスタメント「そういうわけではない。だがこの森は神聖なる地。人の出入りは許されん」
アバ「人じゃないし・・・道に迷ってるだけだし・・・」
テスタメント「・・・話すだけ無駄のようだ。強制的に排除させてもらう」
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テスタメント「また侵入者かと思えば・・・何の用だ」
メイ「みんなで遊びに来たの!」
テスタメント「みんな・・・?ディズィーもか?」
メイ「当たり前でしょ。ディズィーが会いたいって言い出したんだよ」
テスタメント「帰ってくれ。もう会う必要はない」
メイ「会わない、って・・・どういう事?」
テスタメント「彼女には居場所がある。もはや私と会う理由もあるまい」
メイ「折角ここまで来たのに!何よ、ソレ!」
テスタメント「帰ってくれ。気持ちだけは有難く受け取ろう」
メイ「帰れないよ!ディズィーだって楽しみにしてるんだもん!」
メイ「力ずくでも会ってもらうからね!」
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