ブリジット「はあ・・・ビックリしました」
メイ「ごめんねー。アレがうちの流儀なんだ」
ジョニー(い、いつからそんな流儀ができたんだ・・・)
ブリジット「うーん。深いです。勉強になります」
メイ「ところで・・・ブリジットはこれからも賞金稼ぎを続けるの?」
ブリジット「それが・・・迷ってるんです。賞金稼ぎもいいけど芸人の道もいいな、って・・・」
メイ「芸人?いいなあ・・・楽しそう!」
ブリジット「そうですか?でも1人じゃ不安なんです・・・仲間がいればなあ・・・」
メイ「仲間かァ・・・」
ブリジット「えへへ。愚痴みたいになっちゃいました。今日はおいとましますね」
メイ「いろいろ大変なんだなァ・・・」
ジョニー「・・・さて、客人も帰ったし俺達も出発するか?」
メイ「え?どこ行くの?」
ジョニー「・・・テスタメントのところ。ディズィーが久しぶりに会いたいらしいんでね」
ジョニー「会わない?」
テスタメント「ああ」
ジョニー「そう言うな。あの子を思うなら・・・会うくらいはいいだろう?」
テスタメント「思う故だ。もはや私と会うべきではない」
ジョニー「考えの相違・・・ってヤツか。じゃあ、少々手荒に行くぜ?」
↓(特殊演出) 分岐① タイム分岐 54秒経過前で梅喧
ジョニー「あの子はお前に嫌われたと思ってる」
テスタメント「・・・それは違う」
ジョニー「だったら会ってやりな。つまらねェ男の意地が女の子を傷付けることもある」
ジョニー「俺は少し寄り道してくる。ちゃんと行けよ?」
ジョニー「お・・・っと。こんなところにいたのかい」
梅喧「ん・・・」
ジョニー「ジャパニーズについて少し聞きたいことがあってね。あんたを探してたのさ」
梅喧「他を当たりな」
ジョニー「つれないねェ・・・ま、そういうところが君の魅力、なのかな・・・?」
梅喧「聞いてるだけで虫唾が走る。用件があるならさっさと言いな」
ジョニー「ジャパニーズの生き残り・・・あとどれくらいいるんだ?」
梅喧「・・・さあな。俺は知らねェよ。そういうのは闇慈の野郎が詳しいんじゃねェか?」
ジョニー「そうか・・・そいつはどうも。ところで・・・我がジェリーフィッシュ快賊団に入る気はないかい?」
梅喧「・・・チッ。寝惚けたことばかり抜かすな・・・斬るぞ」
ジョニー「それが愛の試練なら・・・甘んじて受け入れよう」
梅喧「馬鹿もここまでくりゃァ立派なもんだ。冥土で昼寝でもしてな!」
↓
ジョニー「さて・・・そろそろ気が変わったかい?」
梅喧「戯れてんのか?本気で言ってるんなら・・・さっさと失せな。鬱陶しい」
ジョニー「フザけてなんかいないさ。全てのレディに愛の手を・・・ってのが俺の信条でね」
メイ「ジョニィィ!!」
ジョニー「・・・メイ」
メイ「ディズィーが大変な時に!何やってるんだよッ!」
ジョニー「いや、これは・・・いろいろワケありでな・・・」
メイ「どんなワケだよ!もう!バカ!今日という今日は・・・許さないからね!」
ジョニー「おい・・・ッ!」
ジョニー(まさか本気出すわけにもいかねえしなァ・・・)
梅喧「阿呆らしい・・・俺は帰るぜ」
↓(特殊演出)
メイ「ううう・・・ジョニーのバカァァァァッ!」
ジョニー「おい、メイ!」
メイ「ジョニーのバカ!ジョニーのバカ!」
エディ「ヨウヤク見付ケタ・・・!」
メイ「えっ?」
エディ「アラタナ肉体・・・ッ!」
メイ「わわわ!う、うーん・・・」
エディ「想像以上ノ肉体ダ・・・コノ肉体ナラ・・・ッ!」
ジョニー「おーっと。そこまでだ、化け物」
エディ「ム・・・?」
ジョニー「うちのお姫様に手ェ出されちゃ、黙ってるわけにいかないねェ」
エディ「消エロ。ソレトモ・・・貴様ガ我ガ宿主ニナルカ?」
ジョニー「そいつは、どっちも御免だね」
エディ「人間ガ・・・アマリ舐メルナヨッ!」
↓
ジョニー(どうにか追い払ったか・・・)
ジョニー「・・・ん?」
ロボカイ「オイ!ココハ立入禁止ダ!」
ジョニー「おやおや・・・こんなところでバッタリか」
ロボカイ「ム?ドッカデ見タナ・・・貴様」
ジョニー「ひょっとしてこのへんにお前らの支部でもあるのか?」
ロボカイ「ナニィッ!貴様、ナゼ、ソレヲッ!」
ジョニー「・・・やっぱりそうか」
ロボカイ「バレタラ仕方ナイ!口封ジスルシカ!」
↓(特殊演出)
ジョニー「エイプリル。こちらジョニーだ」
エイプリル「ジョニー!どこにいるの!メイがいなくなって・・・」
ジョニー「メイは俺と一緒だ・・・眠ってるがね」
エイプリル「そうなの?良かった・・・」
ジョニー「悪いがメイのピックアップに来てくれないか。俺は、今から・・・終戦管理局の支部に乗り込む」
エイプリル「了解。気を付けてね」
ジョニー「ここか・・・」
クロウ「ようこそ。ジェリーフィッシュのジョニー君。単身乗り込んでくるとは・・・なかなか勇敢だねェ。ブレイブハートって言うの?」
ジョニー「お前は・・・」
クロウ「自己紹介しようか?僕はクロウ。この支部を任されてる者だ」
ジョニー「クロウ・・・郭羽九朗か!」
クロウ「さあ・・・誰のことかな?知らないねェ・・・そんな人」
ジョニー「見間違えるわけもねェ。死んだと聞かされてたが・・・」
クロウ「だから知らないって、君なんか。君の師匠の雲長博文にはいくらか面識があるけどねェ」
ジョニー「どちらにせよ・・・少し痛い目を見てもらうぜ」
クロウ「ほほう。自信たっぷりだねェ。じゃ、僕も本気でいこう」
ジョニー「こりゃまた、大袈裟なもん引っ張り出しやがったな・・・」
クロウ「僕のオツムと君の腕・・・どちらが強いかねェ?」
ジョニー「比べるまでもねえと思うが・・・やってみるか?」
ジャスティスコピー「ターゲット、確認。モード変換。出力、最大」
↓(特殊演出)
クロウ「こいつは驚いた。師匠より強いんじゃないの?」
ジョニー「・・・師匠がお前を次元牢に叩き込んでから一体何があった?」
クロウ「しつこいねェ、君は。別人だって言ってるだろうに」
メイ「ジョニー!」
ジョニー「メイ!追ってきたのか・・・」
クロウ「いつまで今を貫けるかねェ。ギアの少女にジャパニーズ・・・君が抱えているものは想像以上に重いものだよ?」
メイ「じゃぱにー、ず?何のこと?」
ジョニー「気にしなくていい。負け犬の遠吠えだ」
クロウ「また会おう、ジョニー君。君とは何かと縁がありそうだ。フフフ・・・ハハハハハハッ!」
メイ「ジョニー・・・」
ジョニー「ん?」
メイ「ボク、みんなと一緒にいてもいいのかな・・・」
ジョニー「おいおい、どうした、急に」
メイ「ボクがいたら・・・みんな迷惑なんじゃないの?」
ジョニー「そんなことは考えなくてもいい」
メイ「でも・・・」
ジョニー「メイ。俺たちは家族だ。そうだろう?家族は一緒にいるもんだ。たとえ迷惑をかけるようなことがあったとしても、な」
メイ「・・・うん」
ジョニー「それに――何かあっても俺が守ってやる」
メイ「ジョニー・・・」
ジョニー「さ、迎えが来たぜ。そろそろ夕食の時間かな?いいもんだろ、家族ってのは」
-ED-
分岐① 53秒経過後で闇慈
ジョニー「まったく・・・頑固だな」
ジョニー「さっさと行ってやりな。あんまり待たせちゃかわいそうだ」
テスタメント「・・・分かった」
ジョニー「俺は少し・・・散歩でもしてくるってメイたちに伝えてくれ」
ジョニー(こんなとこにいたか・・・)
ジョニー「ちょっと聞きたいことがあるんだけどな・・・」
闇慈「あんたか。何だい?」
ジョニー「ジャパニーズのことさ。世界にはあとどれくらい生き残りがいるんだ?」
闇慈「何でまたそんなことを知りたがるんだ?」
闇慈「ああ・・・あの子のためか。聞くのが野暮だったな。すまねえ」
ジョニー「いや、いいんだ」
闇慈「しかし、シケた面してるなあ。悩むのはいいけどよ・・・それじゃ考えが腐っちまうぜ?ちょっくら体動かした方がいいんじゃないか?」
ジョニー「そうだな・・・慣れない悩みで湿っちまってるかもな。相手してくれるか?」
↓
闇慈「俺が直接知ってるのは姐さんだけだな・・・」
ジョニー「そうか・・・」
闇慈「でもまあ、何か分かったら知らせてやるよ」
ジョニー「ああ・・・頼む。すまないな」
闇慈「いいってことよ。情けは人のためならず、ってな」
ジョニー「あれは・・・?」
ロボカイ「オイオイ!ココハ立入禁止ダロウガァ!」
ジョニー「立入禁止なんて何処にも書いてなかったぜ?」
ロボカイ「立入禁止ナンテ書ケルカァッ!我々ハ終戦管理局ナンダゾ!」
ジョニー「・・・何かあるな」
ロボカイ「何モネェヨ!アッタトシテモ我々ノ居場所ヲ貴様ナンカニ教エルカヨッ!」
ジョニー「やっぱりそうか」
ロボカイ「チクショウ!バレタラ仕方ナイ!口封ジスルシカ!」
↓(特殊演出)
ジョニー「さて、どうするか・・・」
ジョニー「あれは・・・森の方か!何があった!?」
ディズィー「ごめんなさいッ!止まらない・・・止められないんです・・・!」
カイ「クッ・・・これでも駄目か・・・」
ジョニー「どいてな、坊や。何があったか知らないが・・・・すぐに止めてやる。安心しろ、ディズィー」
ディズィー「ジョニーさん・・・」
↓(特殊演出)
ジョニー「悪いな、ディズィー。少し眠っててくれ」
メイ「ジョニー!もう!どこ行ってたんだよ!」
ジョニー「悪い悪い。ヤボ用さ。あんたにも迷惑かけたな」
カイ「いえ・・・私は・・・」
ジョニー「とりあえず船に戻ろう。あんたも乗りな。送ってやるぜ」
カイ「そういうわけにはいきません。対外的には警察と快賊ですし」
ジョニー「終戦管理局の支部を見付けた・・・って言ってもかい?」
ジョニー「ところで・・・何か迷ってるのか?」
カイ「・・・何の話です?」
ジョニー「顔に書いてるぜ。迷いを払うために・・・少し手合わせでもしてみるか?」
カイ「そうですね・・・到着までにはまだ時間もありそうですし」
↓ 分岐② 一撃か否か 一撃後
エイプリル「ジョニー!何かが近付いてくる!」
ジョニー「なに・・・ッ!?」
カイ「終戦管理局か・・・?」
ジョニー「まさか・・・ここは空の上だぞ?」
イノ「あら・・・見慣れない人が乗ってるわね」
ジョニー「お前さんか・・・」
カイ「ここは私が引き受けます。貴方は終戦管理局へ!」
分岐③ →「分かった」 →「いや、違うな」
ジョニー「いや、違うな。ここは俺がやる」
カイ「しかし・・・!」
ジョニー「ここは俺の船だぜ?船の上じゃ・・・船長の言葉に従ってもらおう」
カイ「分かりました。頼みます!」
イノ「安っぽいドラマだなァ、オイ」
ジョニー「ハハッ・・・そうだな。ところで何しに来たんだ?」
イノ「そりゃもちろん・・・お前ら全員をギタギタにしてやりにだよ!」
ジョニー「だろうな・・・」
↓(特殊演出。声のみ)
イノ「このクソ野郎・・・ッ!」
ジョニー「退きな。これ以上、レディーの身体に傷を付けたくないんでねェ」
ジョニー「な、何だ・・・?」
エイプリル「ジョニー!機関部の調子が・・・!」
ジョニー「おいおいおい・・・こんな時に・・・!」
イノ「てめェら全員潰すには船沈めた方が早いからなァ・・・」
ジョニー「お前の仕業か・・・!」
イノ「あばよ。せいぜいキレイな花火になりな」
ジョニー「エイプリルッ!」
エイプリル「不時着するしかない・・・!みんな衝撃に備えて!」
ジョニー「みんな、無事か?」
エイプリル「大丈夫みたい・・・」
ジョニー「しかし・・・ひょっとして、ここは・・・」
クロウ「終戦管理局だよ。随分手荒い訪問だねェ。ちょっとビックリしたよ」
ジョニー「・・・てめェは!」
メイ「ジョニー・・・何があったの・・・?」
クロウ「おやおや。皆さん、お揃いで。歓迎するよ。特にそこのジャパニーズらしきお嬢さんはねェ・・・」
メイ「じゃぱにーず・・・?ボクが・・・?」
クロウ「おや?知らなかったのかな?それはひどい話だねェ・・・」
ジョニー「それ以上、口を開かなくていい。片付けるぜ・・・さっさとな」
クロウ「はは。怖いねェ。怖い怖い。怖いからアレを出そうかな・・・」
メイ「アレって・・・」
ジョニー「下がってろ、メイ。すぐに終わらせる」
↓(特殊演出。声のみ)
クロウ「ふゥん・・・お怒りのようだねェ。彼女にジャパニーズであることを告げちゃ、まずかったかな?」
ジョニー「こいつはそんなんじゃない。俺の家族だ」
クロウ「そうかな?それは君の身勝手じゃないの?彼女の家族は他にいるかもよ?」
メイ「ジョニー・・・本当なの・・・?」
クロウ「ま、信じるか信じないかは君次第だけどねェ・・・じゃ、僕はこれで失礼するよ。さすがに疲れた・・・徹夜明けなんでねェ・・・」
ジョニー「待て!」
メイ「ボクの、本当の、家族・・・?」
ディズィー「どこにも、いません・・・」
ジョニー「そうか・・・」
エイプリル「やっぱり・・・探しに行ったのかな。本当の家族を・・・」
ジョニー「メイ・・・」
ディズィー「どう、するんですか・・・」
ジョニー「船を出す。俺たちは快賊だ。できることは他にない」
エイプリル「見付かるかな、メイ・・・」
ジョニー「見付けるのさ。あいつは俺たちの家族なんだ」
エイプリル「了解!みんな、出航準備!」
ジョニー「帰って来い、メイ・・・お前の帰るべき場所はここだろう・・・?」
-ED2-
分岐② 通常勝利
エイプリル「ジョニー!只今、終戦管理局の支部上空300メートル!」
ジョニー「どうやら・・・着いたようだな」
カイ「ええ・・・ありがとうございます。少し気が晴れました」
ジョニー「いいってことさ。今のあんたなら・・・大丈夫だろ。終戦管理局、任せてもいいか?」
カイ「しかし・・・」
ジョニー「頼む。どうやら余計な闖入者のおでましのようだからな」
ジョニー「さて、と・・・どっから入り込んだんだ?」
ザッパ「う、う、う・・・」
ジョニー「そっちの背後のお嬢さんは構わないが・・・基本的には俺の船は男子禁制でね。悪いが降りてもらうぜ」
ザッパ「ヒィヤァアアア!」
↓
ジョニー「やれやれ・・・さんざん暴れやがって・・・」
ジョニー「な、何だ・・・?」
エイプリル「ジョニー!機関部の調子が・・・!」
ジョニー「おいおい・・・こんな時に・・・!エイプリルッ!」
以下ED2のジャスティスコピー戦前と同じ
分岐③
ジョニー「分かった。任せるぜ」
イノ「相手してくれないの?つれないわね・・・」
カイ「私が相手してやる。聞きたいこともあるしな」
イノ「チッ!青臭いボウヤの分際で!いきがるんじゃないよ!」
ジョニー「行くか・・・!」
以下ED1のジャスティスコピー戦前と同じ
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